カテゴリー別アーカイブ: レインボーフラッグ

9月11日復興カフェin南三陸町

みなさん、こんにちは。
福祉チームのヨガです。

9月11日に、第11回 復興カフェ@南三陸が行われました。
今回は、ちょうど震災から、1年半という節目の日と言うことで、特別な想いを持って私も参加しました。

地元の山内淳平さんの語り部を聞き、シェアリングにも参加して下さいました。

約30名のUEボランティアが、6個のグループに分かれ、自分の言葉で3月11日何をしていたのか、どうしてボランティアに来ようと思ったのか、来てみてどう感じたのかなどを、時間が来るまで語り合いました。

山内淳平さんの語り部を聞いて、涙を流す人がいたり、話し足りないくらい各グループでは熱い話をしていました。

最後に、各グループから代表して発表してくれた方からの感想を紹介したいと思います。

東京出身 植松美砂 (ポチ)
私は、被災地に訪れるまで、震災の規模が大きすぎて現実に起きたことだと思えませんでした。しかし、実際に潰れた車や、そこに書かれた○×の意味を聞き、一気に自分の中で現実なのだと思いました。
今回の復興カフェで、初めて被災した方の話しを生で聞かせて頂くことができました。その時気がついたことは、自分が考えるのを逃げているということでした。「もしも自分の家族が、友達が津波にのまれていたら?」考えるのが怖くて、私は逃げていました。それは、私だけではないのではないかと思いました。もしもを考えると怖くて、無意識に考えなくなる自分がいました。しかし、被災地の復興のために、新たな災害の予防のために、向き合い、自分にできることを考え行動することが必要ではないかと感じました。私ができることは少ないですが、現地で出会った優しい人達がもっと笑顔になって欲しい。そのために、自分も行動し、たくさんの人々に行動してほしいと強く思いました。

埼玉県出身 宮尾哲矢 (セイキョー)
被災された経験を具体的に伺う事で、この町に住んでいた一人ひとりに衝撃的な物語が存在し、今に至るという現実を目の当たりにした。この町の景色や、日々の作業で感じる事とは全く別の想いが生まれた貴重なお話でした。
また、長期メンバーと語り合うなかで、「ボランティアは町の自立を支えるもの。日々の作業は点で繋がって線になり、面になり、立体になっていく」というお話があり、自分の中で確立できていなかった「ボランティアに対する考え方」に、ひとつの答えを見い出す事が出来ました。
短い時間ではあったが、非常に密度の濃い内容で、充実した復興カフェでした。

この他の方からも、「参加して良かった」という意見を多く聞くことができ、被災地を忘れないために、震災の事について語り合うことは大切だと改めて感じることが出来た復興カフェとなりました。

202038_203863783077915_1688742093_o

7月11日復興カフェin南三陸町

こんにちは!!

今回も7月11日南三陸町にて復興カフェを行いました。

ボランティア18人と地元の方3人で、語り部、シェアリングなどをしてとてもいい場になりました。

それでは参加したメンバーに感想を頂きたいと思います。

東京都 北野 修司さん

毎月11日に開催される復興カフェに参加しました。
最初のビデオ映像と「語りべ」という実際に被災をされた現地の方々の体験話では、
当時の生々しい状況を知る貴重な体験ができ、改めて今回の震災を思い起こし、
自分に出来ることや自分がやりたいことを考える素晴らしい機会となりました。

最後のグループ別意見交換会では、それぞれの思いやそれぞれの行動など数多くの意見が出たので、
比較ができた点や再認識ができた点で非常に有意義な会でした。

人の記憶は時間とともに薄れていきますが、関心を持ち続けることが、
大きな支援に繋がっていくのかもしれません。

そして、人は昔から自然に対峙し自然と協力して生きてきたのですから、その意識を
大切に行動していきたいと思います。

p1170542

岡山県 中須加 由希さん

一人ひとりの3.11。人の数だけ見た景色は違う。

仲良く接してくれている地元メンバーたちの口から、当時の話を直接聞いたのは初めてだった。いつもの底なしの優しさと笑顔の裏に存在している確かな記憶。本人さえ『目の前で起こっていることに現実味を感じられなかった』という。

心の傷は消えることはない。その傷を抱いたまま生きていく。そんな人々がこれから街を作っていく。だれも経験していない未来に向かっていく。
きっと当事者だけでは見えないこと、できないことが出てくるだろう。
その隙間を埋める役目が、何も知らない私たちにできることなのではないか。
必要な所に自分ができる範囲で手を貸す。
私の日常で必要なことと、ここで必要なことは、本質的には同じ事だと思った。

地元に戻り、私の日常に戻っても、いつでも協力できるよう、関心を寄せ見守り続けたい。

p1170551

6/23 沖縄「慰霊の日」をもっと広めよう! 6/24「絆レインボーフラッグ in 沖縄」アクションのお知らせ!

★☆★☆★☆★☆★☆★
6/23
☆沖縄終戦記念日に平和の祈りを!
6/24
☆『絆レインボーフラッグ in 沖縄』
~111mを超える巨大な虹をかける参加者大募集!~
◇ユナイテッドアース・レインボーフラッグPJ
http://united-earth.jp/peaceflag.html
★☆★☆★☆★☆★☆★
こんにちは社会貢献共同体ユナイテッドアースの絆レインボーフラッグチームよりお知らせです。
皆さん、6月23日は何の日か知っていますか?
沖縄の「慰霊の日」であり、沖縄終戦記念日と言われる日です。
第二次世界大戦での国内最大の陸戦であり、18万人以上が亡くなった史上最悪の地上戦です。
18万人って、どれほどの数でしょう?
皆さんの住んでいる地域の人口は何人ですか?身近なことと比べて想像すると凄まじい犠牲者だったことがリアルになりませんか?
これだけのことが日本であったことは、忘れてはいけないことであり、昨年の東日本大震災で、絆や助け合いの大切さを学んだ日本だからこそ、この日をもっと大切にしていきたいと思い実施に至りました!
特に、当時命を懸けて日本を守ろうとした多くの兵士が10代20代だったように、若者世代の新たなアクションとして実施していきます。
沖縄戦で亡くなられた方に想いを馳せ、少しでも未来に希望を発信していけるように♪ 1人でも多くの皆さんの参加をお待ちしています!
●絆レインボーフラッグプロジェクトとは?
手作りで作った2m四方の虹の旗を日本全都道府県に配布し、約1万人の方に平和メッセージを寄せ書きしてもらい、これをすべて紡ぎ合わせた全長111mの超巨大ピースフラッグです。
「あきらめない」「やればできる」をテーマに製作をあえて1ヵ月で挑戦!このフラッグを平和にゆかりのある場所で大勢で掲げるアクションです。
▽参考:長崎アクションの映像↓
クリック

昨年は被災地への応援メッセージを寄せ書きしたホープフラッグも被災者の方々と共に作成し、ピースフラッグと合わせると222mある前代未聞の巨大アクションフラッグとなります。
▽ホープバージョン制作&応援映像
クリック
これまで、広島、長崎、1.17神戸追悼集会、網走流氷祭り、ナショナルトラスト運動発祥地和歌山天神崎、311復興応援フェス(神戸)、南三陸町、いわき市、郡山市など様々な場所で掲げて参りました。
▽南三陸町で掲げた様子↓
クリック
▽参考:南三陸町復興応援プロジェクト
http://united-earth.jp/minamisanriku/
●今回は、沖縄の「慰霊の日」に合わせ「沖縄平和公園」にて、当時ぐちゃぐちゃに壊滅した大地を68年間で大きな復興をさせつつも、未だに米軍基地問題などに立ち向かって頑張っている沖縄と
東北の被災地の復興魂を繋げるべく、ピースフラッグとホープフラッグを初コラボさせた超巨大アートアクションを実施します。
このフラッグに「絆」と付けた通り、多くの人が参加しないと完成しないものであり、多くの人がいないと全部を一斉に掲げることができない仲間の絆と共にしかアクションできないものです。
現在、参加者がまだまだ足りなく、このままでは111mを超える巨大な虹を掲げることができません。
どうか、1人でも多くの沖縄の友人、知人にお知らせいただき当日、参加できる方を大募集しています!!ご協力よろしくお願い致します!
また、沖縄の大切な日をより多くの方に知らせて、例年以上に6月23日の正午に鎮魂と平和の祈りを発信する人を増やしたいと思っていますので
ぜひ!このお知らせをフェイスブックやブログなど、より多くの方に広げて頂けると嬉しいです!よろしくお願いいたします!
****詳細*****
***********
【祈りのアクション】 ●全国の皆さんへ
◇日時:6月23日(土)正午
沖縄「慰霊の日」の黙祷時間に合わせて、鎮魂と平和の祈り捧げて下さい。 場所は、職場でも家でも学校でもどんな場所でも構いません。方法も手を合わす、目をつぶる、歌う、瞑想する…それぞれの祈りの形で構いません。 どうぞ、よろしくお願いします。
——————–
【絆レインボーフラッグアクション】
●日時:6月24日(日)
7:00~9:30 (慰霊の日の翌日です。)
●場所:沖縄平和公園
●スケジュール ※途中参加、途中抜けも可能!
7:00 集合【平和資料館前テラス広場】
7:30 資料館前の芝生にて
8:00 平和の礎周辺にて
8:45 祈念塔の前にて
9:15 感想会
9:30~10:00 には解散
※しっかり撮影するために観光客の少ない時間帯での実施となっています。
——————–
◇その他
【イオン南風原店にて展示&寄せ書き募集】
・6月22~24日の3日間、南三陸町震災写真展&えいた個展をイオン南風原店にて実施。フラッグの一部を掲示し、寄せ書きを募集します。
☆23、24日はスペシャルゲストjimamaさんやロックバンドおかんが駆け付けてくれます!詳しくはこちら↓
http://ameblo.jp/eitapan/entry-11282120554.html
——————–
▼絆レインボーフラッグを平和公園で掲げる「虹かけ隊」参加申込み・問合せ
○メール:hiromi-wakuwaku369@willcom.com
【件名「虹かけ隊参加希望」と記入の上、お名前・電話番号】をメールください。
○担当:小川裕美
○電話:07066032658
★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★
■主催:社会貢献共同体ユナイテッドアース『レインボーフラッグプロジェクトチーム』
http://united-earth.jp/peaceflag.html
●プロジェクト担当責任:瀬川映太
●絆ピースリーダー:全都道府県56名
●絆ホープリーダー:全都道府県55名
●事務局:NPO法人 神戸国際ハーモニーアイズ協会
●後援:広島市・広島平和文化センター・広島市立大学 広島平和研究所、西宮市(西宮市平和資料館)、財団法人、長崎平和推進協会、沖縄県平和祈念資料館、ノーベル平和賞受賞者世界サミット支援推進協議会
●過去メディア掲載履歴【60社以上】
NHK全国ニュース、YOUTUBEトップニュース映像、mixiニュース、YAHOOニュースなど。
●制作:全国の約25,000人の皆さん。
★☆★☆★☆★☆★☆★

6月復興カフェ 宮城県in南三陸町

こんにちは!!

今回も6月11日南三陸町にて復興カフェを行いました。

テーマは3つ

『どのような想いで被災地に来たのか?』

『今の被災地の現状を見てどう思ったか?』

『私たちにできることはなにか?』

ボランティア23人と地元の方5人で、語り部、シェアリングなどをしてとてもいい場になりました。

それでは参加したメンバーに感想を頂きたいと思います。

伊原 豪志さん

今回が僕にとって震災後5回目(UEとしては三回目)の東北で、正直なところ被災地に慣れてしまっている部分があった。

ただ、現地の方が震災後の話しを聞かせてくれたことや、
いまだ陸地に残された第十八共徳丸をみたことで震災を改めて意識した。

僕が数日間昆布の手伝ったところで状況はほとんど変わらないと思う。

ただ、力になりたいという思いを行動にしていくことでほんの少しでも復興に役立つことができたらと思う。

p1140359

佐々木 愛さん

復興カフェに参加したのは今回で5回目でした。
私のグループでは復興青年会の淳平さんが「南三陸町の復興のために必要なこと」を話してくださいました。

この町のことを想う人が増え、その人たちとの繋がりを大切にしていけば必ず素敵な町になると感じました。

そのためにももっと多くの人にこの町に来てもらって、この町の魅力に触れてもらえたらいいと思います。

毎回思うことですが、話すこと聞くことは本当に大切だなぁと感じました。

p1140360

469658_373704612690869_1293290371_o

5月復興カフェ 宮城県in南三陸町

こんにちは!!

今回も5月11日南三陸町にて復興カフェを行いました。

テーマは2つ

『今の被災地の現状を見てどう思ったか?』

『私たちにできることはなにか?』

地元の方に語り部をして頂き、シェアリングにも参加してとてもいい場になりました。

それでは参加したメンバーに感想を頂きたいと思います。
大阪府 明原 美幸 さん

私は何度か南三陸町にお世話になりながら復興カフェに初めて参加しました。

山内淳平さんの体験談を聞きながら自分だったらどう動いたんだろう。

その場に居たら?など他の方でもお話を聞くたびにいつも考えさせられます。

その後、各拠点にわかれてのディスカッションでは、自分たちでできることは何なのか、何が必要なのか…という答えは自分たちでは出せませんが、

みんなでみんなの思いを共有する、そして考える事が大切で『震災を風化させない・忘れない』という事に繋がるんだと思いました。

p1110545

北海道 茶谷 堅志朗 さん

今回の復興カフェは私にとって2度目の復興カフェでした。

今回は地元住民のじゅんぺいさんと三浦さんにも参加していただき、貴重なお話とご意見を伺うことができました。

じゅんぺいさんは語り部を始める際に「震災当時の話は感情を込めて話すことができない」とおっしゃいました。

津波が来た際、本当に無我夢中であったのだと思います。

震災後も次々と届く知人の訃報にやりきれない気持ちであったというのが私たちにひしひしと伝わってきました。

 語り部の後は「南三陸町の現状」と「いま我々にできること」をテーマに意見交換を行いました。

我々が毎日目にしている被災地の現状も、他の地域に住んでいる人にとってはわからないことばかりです。

それを伝えることが我々にできることの一つであり、それが支援の拡大や観光客の増加、さらにボランティア希望者の増加に繋がれば被災地への貢献になると思います。

日頃違う活動をしているメンバーの意見を聞くこともでき、我々がここにいる意義、やるべきことを改めて考えさせてもらえる良い機会でした。

ありがとうございました。

 

p1110554p1110559

4月復興カフェ 宮城県in南三陸町

こんにちは。
現地でボランティア活動をしているゆっこです。
南三陸町では4月11日に復興カフェを行いました。
p1070349_2
私たちの班では震災があってから現在まで何を思ったか、と南三陸町にボランティアに来て何を感じたかを話ました。その中で出た意見のひとつに感謝することを震災を通して教えてもらったという意見がありました。
都会などで生活していると、電気・ガス・水道は当たり前で、日本では食に苦しむこともありません。そんな中で便利なことが当たり前になり、まだ使えるものを捨てたり食べ残しをしたりすることは日常のなかにたくさんあります。また人に関しても、家族や友達、大切な人に感謝の気持ちを持っていても照れくさくてあまり伝えることをしないと思います。なくなってからでは伝えたくても伝えられないことがたくさんあります。日本全国で何かしたいと思っている人はたくさんいます。そう思っている人は、まず自分の日常のなかで「ありがとう」を伝えることがどこにいても、いつでもできることだと思います。その優しさが巡り巡って被災地にも届いていることだと思います。まず自分の身近なところから始めてほしいと思います。
p1070366

3月復興カフェの感想⑩

青森県  片桐雪乃さん

個人単位では小さなことしかやれないのですが、それをこれからもより多くの人に広めていきたいと思いました。もっと多くの人にこういった活動を広めていき、それがまた新しい活動につながっていけば本望です。私たちの周囲では実感を伴わない人が多いようで、そういった方々にも少しずつ広めていきたいと思いました。

微力ながら自分にできることであれば、メッセージを書いたりだとか、押し付けじゃない程度に呼びかけしたりと今後頑張りたいと思いました!
また、青森県単位として、震災復興意識をもっと高められないかなと感じました。

福島県  紺野禎子さん

11日はそっとしておいて欲しい。そう言っていた南相馬市。
過去3回開催しましたが、毎回「復興」と言う言葉を使えるようになるにはまだまだ時間がかかると感じていました。
そして今回も・・・

1年が過ぎ、復興へ向かう地域。これから頑張ろうとしている地域。そして、南相馬市はスタートラインすら見えていない地域です。この差はどんどん大きくなる一方です。
毎回、誰に聞いても同じ気持ち、同じ意見。
「復興じゃないんだ」と・・・。
政府は本当の事を言っていない。誰を信じたらいいのか、何を信じたらいいのか。
福島と言うだけで特別な目で見られ、嫌な思いをさせられる。
子供たちがいじめられる・・・
自分で自分の生活を家族だけを守れればいい。そう思ってしまっても仕方ない・・・。
でも、いつまでも今のままではいけない。
どうにかしなければ・・・
何かが変わるきっかけが一日も早く見つかって少しでも力になれたらと思います。

埼玉県  市川航太さん

今いろんな人がいろんな場所で戦っています。それを偽善者だとか、いい事やってるとか言う人もいます。せめて自分のまわりだけでも震災に対する想いがあるとか、なにか行動している人を応援できる人がたくさんいてほしいです。

被災地はいま動き出しています。前に前にすこしずつ動いています。かわいそうって思うのではなく、そこに協力できる方が一人でも多くいてほしいです。なかなか現地に行くのは難しいし勇気のいることです。しかし大学の単位が得られるでも、就活の役にたつでもいいので一回行っていただけたらと思います。募金をするでも情報を集めるだけでも被災地のためになります。
今回のような会を設けさせていただいて感謝しています。来ていただいた方や、少しでも興味を持っていただいた方にも。
これを機になにか動くきっかけができたり、その方の考え方が変わっていけばいい役目ができたと思います。なにより忘れないで欲しいです。これからまだまだ勉強して、先頭に立って行動していければと思いました。いろんな方に感謝する一日でした。
ありがとうございました。

静岡県  増田 知佳さん

①実際現地に行ってみて感じたこと
連日ニュースで報じられているので、震災直後に比べると、ニュースが流れていることがどこか当たり前のようになり、いつの間にか他人事のように感じていた部分があった。
東北のことについて考える時間は圧倒的に増えたし、何かしなければと前以上に強く思うようになった。
また、家族や友達、身近な人達に自分達が見たこと、感じたことを伝えて、自分達と出来るだけ同じくらい、身近なこととして感じてもらいたいと強く感じた。

②被災地や地元で今後私たちに出来ること
上でも述べたように、自分達の感じたことを一人でも多くの人に伝える!また、今後活動していくにあたり、個人でできることには限りがあるので、自分の大学や、地元浜松の他大学の人達ともコンタクトをとり、できるだけいろんな人達と力を合わせていきたい。

さらに、地元静岡県ではずっと前から東海大地震の危険があると言われている。地震に対する危機感が少ないように感じる。これでは、東海大地震が起きてもまた甚大な被害を起こしてしまう可能性がかなり高いだろう。
東北の方達が今せっかく上を向いて進んでいっている中、同じような被害を起こしてしまうことだけはしたくない。
そのために、東海大地震に備えていく活動もこれからしていきたい。具体的には、東海大地震が起きた場合の避難経路を考えたりなどをやっていく予定。

3月復興カフェの感想⑨

鳥取県  小泉 めぐみさん

家族で復興カフェをしました。
父と母、そして1番伝えたい娘。家族で改めて震災の大変さ、被災者へ自分達が何が出来て、震災から何を学んだのかを話しました。
始め黙って聞いていた父が、復興を自分なりに支えたいなら、今後何年もかかる復興に持続して携わる事が大切だと言いました。
あんなに反対していた父が、これからも続ける事が大切だと言ってくれた事が私なりの復興カフェになりました。
今後はもっと沢山の人と語り合える復興カフェにしていきたいです。

広島県  旭 健伸さん

広島では今回の震災の被害はあまりなく、関東地方で暮らしている方以上に広島で暮らしている人達の震災に対する意識が希薄、風化しているのは、個人的な認識としてあると思っています。僕が南三陸町に行く前もそんな気持ちでした、ニュースで流れている被災地は同じ日本でありながら、なにかバーチャルな世界のように思え、ニュースで見る被災地を現実感がなく見て過ごしていました。やはり被災地に行ったことのない他3名の方も、同じような気持ちだという話をされました。阪神大震災はまだ身近で、広島も揺れたため現実感があったが、今回の震災ではあまり現実感がないということでした。被災地の方にはとても心苦しい言い方だと思いますが、それが広島以西の大多数の住民の本音、現状だと思います。

広島では原爆の話をよく見聞きします。その中で原爆の事を後世に伝えないといけないとは思っていたが、思い出したくないという思いで人に話すことができなかった、が被爆から数十年たち、やっと子どもや孫に話ができたという事を聞くことがあります。今、南三陸でも同じように苦しまれている方はいると思います。

鹿児島県  坂元 美風さん

こんにちは、鹿児島県の復興カフェリーダーの坂元です。
今回の復興カフェは、多くの皆様からのご支援を賜り、15名で開催することができました。

1年前のあの日、失われたものはあまりに大きく、遠く離れた地に暮らすものとして、何ができるかという問いと向き合い続けてきたこと。
しかし、その問いに正解はなく、私たちは自分たちにできることをその時々で考え、被災地のニーズにこたえていかなければいけないということ。
それぞれの目線で語りあえたと思います。

また、復興には人や物が動き続けることが大事なのだと。
私たちもボランティアや支援物資等で、これからも長期的支援をしていこうと語りあいました。
自分たちがすべきことを、自分たちにできるかたちで。
鹿児島でできることを地道に続けていきます。

復興にはまだまだ時間はかかると思いますが、被災地の方々の安らぎの時間が増えていくこと、たくさんの笑顔が戻ることを心から願っています。

3月復興カフェの感想⑧

宮城県 井上 尚人さん
3月11日は学生たちが東北の将来について考え、語り、次のアクションへつなげていくという企画「さくらゼミナール」を開催しました。
「さくらゼミナール」とは「この企画の以後、なんらかの形で若者が復興に携わっていく礎を築く」「学生同士、学生と活動団体のネットワークを構築する」という2つの趣旨を掲げ立ち上げたものです。

私は地元学生だけの話し合いにしたくなかったので、さまざまな方面へ呼びかけを行い、当日は関西から約30名、広島から約20名、宇都宮から2名、仙台から約10名、東京(Skype中継)で16名の総勢80名弱で活動しました。
具体的には午前中にアイスブレイクやワールドカフェ「東北の10年後を考える」を行い、午後に活動団体へのヒアリングを行い、次のアクションをまとめて共有するという形で行いました。

「次へのアクション」を重視して望んだこのイベントですが、参加者の声を聞く限り自分のやりたいこと、またやれることを見つけることができたようでよかったです。
今回のイベントでは関西、広島といったとても遠いところからわざわざ宮城のために駆けつけてくれた同年代の方からとても大きな刺激をもらいました。

本当に感謝感謝です。

それと同時に、「もっと地元にいる学生がんばんなきゃ!」と思わされました。 正直情けなかったです。
みなさんそれぞれの3月11日を過ごされたかと思いますが、この日は「1年目の終わり」「何かの区切り」という捉え方もできると思いますが私は「2年目のキックオフ」だと思います。
仙台の街中は地震があったことが嘘のように復旧しましたが、そこから10数km沿岸に行けばいまだに瓦礫撤去、被災民家の泥だしが行われています。
このブログをご覧になっているみなさま、できる範囲でいいので力を貸していただきたいです。

photo_2

長野県 清水 かほりさん

今回の福興カフェはfinalということで、『これからどうするか?』というタイトルで参加者の皆さんと話し合いをしました。
その中で『福興カフェをこれで終わりにするのは勿体ない!!』という意見が出ました。震災から一年が経ち、報道の感心もこれから薄れていく。そうすると、被災地の情報も少なくなり、人々の心も震災についての関心も失われていくのではないか?でも、それでは被災者の方々が恐れている『震災を忘れないで欲しい』という思いも、今まで各都道府県で開催されていた、この福興カフェも何のために続けていたのかわからなくなってしまう。時間や開催日を考えて続けて欲しい。などという意見が出ました。
正直、今そのことでどうするべきか悩んでいます。この件は、これから仲間と相談していこうと思います。

福興カフェ5ヶ月の開催を通して、私は色々な事を学ばせて頂きました。
『自分にできることをする』その漠然とした目標は私の中に最初からあったのですが、『実際、何をすればいいのか?』と考えると答えを見つけることが出来ずにいました。ですが参加者の皆さんの中の意見で、「身一つでも、被災地へ行き、自分の仕事柄出来ることを活かし、何らかの形で被災者の方々の力になりたい。」という意見や「被災者の方々に笑顔になって欲しいのなら、私が笑顔にならなくてはいけない。」という意見に私は強く心を打たれました。
そして、福興カフェ開催にあたり、仲間には本当に心から感謝しています。私が、悩みを一人で抱え込んでいると、「大丈夫だよ。」と言ってくれたり、何度もくじけそうになる私を支えてくれたのは仲間でした。
一人では限りのある事があるかもしれません。でも、支え合い協力すれば出来る事がたくさんあることを改めて学びました。
これからも、良く考え行動し、自分に出来ることをしていきたいと思います。
この福興カフェで学んだ事は忘れずに大切にしたいです。

被災地に、一日も早い暖かい春が来る事を願っています。
photo_3

愛知県 蛭田 有美さん

3月11日、愛知県民にとっては特別な日ではありません。ただちょっと揺れた日。震災の被害もほとんどなく、関心が向けられることもあまりなかったと思います。そんな地域でリーダーをさせて頂きました。15人も集まってくれました。「愛知=無関心」とひとくくりに考えていたけれど、わたしの周りにも震災を忘れていない人達はちゃんといることに気付けました。
話し合いでは、ボランティアに行った側、行ってない側の意見を聞けました。震災から1年経って感じたことは様々ですが、何かを「感じた」こと自体が震災を忘れていない証です。そんな人たちと真剣に語り合える、とても貴重な時間でした。

ただ、集まってくれたのは「力になりたい!」という思いを抱いている人たちなので、「震災を忘れないため・風化させないため」という復興カフェの目的は物足りなかったのかなという印象も受けました。震災を風化させないために大切なのは、震災に対して無関心な人たちにいかに考える「きっかけ」を与えるかだと考えます。きっとこれから報道も減り、TVを通して情報を得ることが少なくなっていくと思います。わたしは愛知県中の人たちと意見をシェアできる媒体として「復興カフェ」をアピールしていこうと思っていました。1年を区切りに復興カフェが終わってしまうのはとても残念です。今自分の力でできることを精一杯考え、これからは自分から何かアクションを起こしていきたいと思います。

p1000223

熊本県 大石紗千さん

復興とはなんだろう
そのために私たちができることはなんだろう
3月の熊本復興カフェでは、このことについて、私達なりの考えを話しました。
今回の大震災に対して、日本は今まで経験したことのない国家運営が求められています。どんな政策や活動も被災された方の思いに寄り添った支援であってほしいと思います。そのために今私たちができることとは、被災地を見て、被災された方のお話を聞き、それを人に伝えて、思いを寄せることから始まり、それを続けていくことだと思います。

photo_4

3月復興カフェの感想⑦

山形県 漆山由美さん

今回は、カフェを借りての開催でした。
人数も、今までで一番多い14人位でのシェアだったのですが、知らない情報を聞けたこと、いろんな目線からの思いを聞けたこと、良かったです。
反面、多すぎて発言力が薄れてしまったような気がするのは残念でしたが…
これから、必要なこと。
阪神大震災の時も、震災後3年くらいに自殺者が増えたという情報があったので、今からも、心のケアが必要
寄り添って、表面では元気そうだからと言って安心せず、いつも寄り添える社会を作らなくてはいけない。
自分たちに出来ることは、出来る人がやればいい。
被災地に行った人が偉くて、いかない人は何も出来てない訳じゃない。
やはり、忘れない。
そして、あの震災はもう起きてしまったことだから、それじたいは受け止めるというか、事実として、この震災があったからこそといえるような、日本にしていかなければ
長かったようで…
あっという間だったようで…

この日本において、震災が無関係だった人など一人もいない。
だから、それぞれの人が、今あるものや出来事に感謝し、それぞれに震災をきっかけに、気付いていければいいですぬ。

photo

石川県 西澤 彩さん

今回の復興カフェで、皆さんの行動力に私自身学ばされました。現地にまだ行けてなくても、何かしたくてもどかしく思っていたり、やはりみんな何かしらこの1年、震災に対する思いを抱いていたことを知りました。

福興市など現地で観光としてお買い物するのも一つの支援だとお話すると、これなら私にもできるかもしれない!とおっしゃってくださった方がいました。
シェアリングではボランティアについての問題点も挙げられました。サポートををどこまでやればいいのか、いつ収束していくべきなのか、ボランティアの立ち位置を常に考えなければならないのかもしれません。
また、ボランティア団体の連携も問われました。一つの街にいくつものボランティア団体がいる場合、それぞれが活動してしまっていないのか。他の地域ではどうなっているのか、私も知りたいと思いました。

3月をもって金沢を離れるのでここで開催することはできませんが、新天地の京都でまた、開催したいと思っております。
p1050369

 

滋賀県 宮本 由佳さん

テーマ1:震災から1年間を振り返りどのように思ったか
地震のことを考えなかったら1年はあっとゆう間。だけどこの一年は長かった。特集をみてるとまだ一年しかたっていないんや…と感じる。
あまり意識をしていなかったことに気づいた。なんでもっと知ろうとしなかったのかと思う。チャリティー等が生まれては消えていた。
震災を経て覚醒した人が多かった。

テーマ2:被災地や地元で今後私たちに出来ること
ボランティアにいくこと。
忘れないで意識をすること。
お金を使うこと。
放射能の魚を消費すること。
もっとちゃんと知ること。
東北ってきいただけで毛嫌いしてないか?
なにが正しいことなのかもっと知ろうとしなくてはならない。
そしてこれから子供たちに私たちが伝えていくことが必要。

感想
3月11日にこのように考えるきっかけになってよかった。
出来ることはやっぱり忘れないでいることだから震災のことを考える日となってよかった。
改めて一年前のことを思い出せた。
言葉にして自分の一年前に感じてたことを改めてもう一度感じられた。
ちゃんと考えられてよかった。

cimg2163

富山県 宮舟貴子さん
富山では、立山町の地域おこし協力隊の方の協力を得て、田園コンサート&福興カフェとの共同開催で行い約130名の方が集まりました。

東日本大震災の前にNZ地震があったのを覚えていますでしょうか?
そこで富山県の専門学校の留学していた学生がたくさん亡くなりました。
その一人が従妹だと言う方にお話を頂いたのです。
彼女は勇気をもって涙ながらに「忘れないでほしい」と会場の方々に訴えました。きっと東北の被災地の方々も同じ気持ちなのではないかと思います。悲しみをいっぱい抱え、ようやく前進し始めている。でも、心の内は涙でいっぱい。そのことを私たちは忘れてはならないし、受け継いでいかなければと思いました。

チャリティーコンサートでは、富山のインディーズのアーティストnoricoさんとその子供さんが出演。会場にはたくさんの子どもたちが集まり、応援幕に可愛い絵を描いてくれたり、ステージでは会場が一体となって歌い、踊りました。子どもたちの無邪気な笑顔に光を感じました。そして、その姿に大人たちも笑顔に。辛いことを忘れずにいる。そして受け継ぐ。悲しみを感じることは悪いことではないと思います。
福興カフェはいったん終了しましたが、思い返したり、気に掛ける時間を持ち続ける必要があると思います。毎月とはいきませんが、私たちのペースで形を変えて何か出来たらと今は考えています。

311_final