鳥取県 小泉 めぐみさん
家族で復興カフェをしました。
父と母、そして1番伝えたい娘。家族で改めて震災の大変さ、被災者へ自分達が何が出来て、震災から何を学んだのかを話しました。
始め黙って聞いていた父が、復興を自分なりに支えたいなら、今後何年もかかる復興に持続して携わる事が大切だと言いました。
あんなに反対していた父が、これからも続ける事が大切だと言ってくれた事が私なりの復興カフェになりました。
今後はもっと沢山の人と語り合える復興カフェにしていきたいです。
広島県 旭 健伸さん
広島では今回の震災の被害はあまりなく、関東地方で暮らしている方以上に広島で暮らしている人達の震災に対する意識が希薄、風化しているのは、個人的な認識としてあると思っています。僕が南三陸町に行く前もそんな気持ちでした、ニュースで流れている被災地は同じ日本でありながら、なにかバーチャルな世界のように思え、ニュースで見る被災地を現実感がなく見て過ごしていました。やはり被災地に行ったことのない他3名の方も、同じような気持ちだという話をされました。阪神大震災はまだ身近で、広島も揺れたため現実感があったが、今回の震災ではあまり現実感がないということでした。被災地の方にはとても心苦しい言い方だと思いますが、それが広島以西の大多数の住民の本音、現状だと思います。
広島では原爆の話をよく見聞きします。その中で原爆の事を後世に伝えないといけないとは思っていたが、思い出したくないという思いで人に話すことができなかった、が被爆から数十年たち、やっと子どもや孫に話ができたという事を聞くことがあります。今、南三陸でも同じように苦しまれている方はいると思います。
鹿児島県 坂元 美風さん
こんにちは、鹿児島県の復興カフェリーダーの坂元です。
今回の復興カフェは、多くの皆様からのご支援を賜り、15名で開催することができました。
1年前のあの日、失われたものはあまりに大きく、遠く離れた地に暮らすものとして、何ができるかという問いと向き合い続けてきたこと。
しかし、その問いに正解はなく、私たちは自分たちにできることをその時々で考え、被災地のニーズにこたえていかなければいけないということ。
それぞれの目線で語りあえたと思います。
また、復興には人や物が動き続けることが大事なのだと。
私たちもボランティアや支援物資等で、これからも長期的支援をしていこうと語りあいました。
自分たちがすべきことを、自分たちにできるかたちで。
鹿児島でできることを地道に続けていきます。
復興にはまだまだ時間はかかると思いますが、被災地の方々の安らぎの時間が増えていくこと、たくさんの笑顔が戻ることを心から願っています。