3月復興カフェの感想⑩

青森県  片桐雪乃さん

個人単位では小さなことしかやれないのですが、それをこれからもより多くの人に広めていきたいと思いました。もっと多くの人にこういった活動を広めていき、それがまた新しい活動につながっていけば本望です。私たちの周囲では実感を伴わない人が多いようで、そういった方々にも少しずつ広めていきたいと思いました。

微力ながら自分にできることであれば、メッセージを書いたりだとか、押し付けじゃない程度に呼びかけしたりと今後頑張りたいと思いました!
また、青森県単位として、震災復興意識をもっと高められないかなと感じました。

福島県  紺野禎子さん

11日はそっとしておいて欲しい。そう言っていた南相馬市。
過去3回開催しましたが、毎回「復興」と言う言葉を使えるようになるにはまだまだ時間がかかると感じていました。
そして今回も・・・

1年が過ぎ、復興へ向かう地域。これから頑張ろうとしている地域。そして、南相馬市はスタートラインすら見えていない地域です。この差はどんどん大きくなる一方です。
毎回、誰に聞いても同じ気持ち、同じ意見。
「復興じゃないんだ」と・・・。
政府は本当の事を言っていない。誰を信じたらいいのか、何を信じたらいいのか。
福島と言うだけで特別な目で見られ、嫌な思いをさせられる。
子供たちがいじめられる・・・
自分で自分の生活を家族だけを守れればいい。そう思ってしまっても仕方ない・・・。
でも、いつまでも今のままではいけない。
どうにかしなければ・・・
何かが変わるきっかけが一日も早く見つかって少しでも力になれたらと思います。

埼玉県  市川航太さん

今いろんな人がいろんな場所で戦っています。それを偽善者だとか、いい事やってるとか言う人もいます。せめて自分のまわりだけでも震災に対する想いがあるとか、なにか行動している人を応援できる人がたくさんいてほしいです。

被災地はいま動き出しています。前に前にすこしずつ動いています。かわいそうって思うのではなく、そこに協力できる方が一人でも多くいてほしいです。なかなか現地に行くのは難しいし勇気のいることです。しかし大学の単位が得られるでも、就活の役にたつでもいいので一回行っていただけたらと思います。募金をするでも情報を集めるだけでも被災地のためになります。
今回のような会を設けさせていただいて感謝しています。来ていただいた方や、少しでも興味を持っていただいた方にも。
これを機になにか動くきっかけができたり、その方の考え方が変わっていけばいい役目ができたと思います。なにより忘れないで欲しいです。これからまだまだ勉強して、先頭に立って行動していければと思いました。いろんな方に感謝する一日でした。
ありがとうございました。

静岡県  増田 知佳さん

①実際現地に行ってみて感じたこと
連日ニュースで報じられているので、震災直後に比べると、ニュースが流れていることがどこか当たり前のようになり、いつの間にか他人事のように感じていた部分があった。
東北のことについて考える時間は圧倒的に増えたし、何かしなければと前以上に強く思うようになった。
また、家族や友達、身近な人達に自分達が見たこと、感じたことを伝えて、自分達と出来るだけ同じくらい、身近なこととして感じてもらいたいと強く感じた。

②被災地や地元で今後私たちに出来ること
上でも述べたように、自分達の感じたことを一人でも多くの人に伝える!また、今後活動していくにあたり、個人でできることには限りがあるので、自分の大学や、地元浜松の他大学の人達ともコンタクトをとり、できるだけいろんな人達と力を合わせていきたい。

さらに、地元静岡県ではずっと前から東海大地震の危険があると言われている。地震に対する危機感が少ないように感じる。これでは、東海大地震が起きてもまた甚大な被害を起こしてしまう可能性がかなり高いだろう。
東北の方達が今せっかく上を向いて進んでいっている中、同じような被害を起こしてしまうことだけはしたくない。
そのために、東海大地震に備えていく活動もこれからしていきたい。具体的には、東海大地震が起きた場合の避難経路を考えたりなどをやっていく予定。