3月復興カフェのまとめ

3月復興カフェのまとめ
復興カフェ会場数:77箇所
延べ人数:約700人
テーマ1『震災から1年間を振り返りどのように思ったか』
テーマ2『被災地や地元で今後私たちに出来ること』等

青森県  片桐雪乃さん

個人単位では小さなことしかやれないのですが、それをこれからもより多くの人に広めていきたいと思いました。もっと多くの人にこういった活動を広めていき、それがまた新しい活動につながっていけば本望です。私たちの周囲では実感を伴わない人が多いようで、そういった方々にも少しずつ広めていきたいと思いました。

微力ながら自分にできることであれば、メッセージを書いたりだとか、押し付けじゃない程度に呼びかけしたりと今後頑張りたいと思いました!
また、青森県単位として、震災復興意識をもっと高められないかなと感じました。

福島県  紺野禎子さん

11日はそっとしておいて欲しい。そう言っていた南相馬市。
過去3回開催しましたが、毎回「復興」と言う言葉を使えるようになるにはまだまだ時間がかかると感じていました。
そして今回も・・・

1年が過ぎ、復興へ向かう地域。これから頑張ろうとしている地域。そして、南相馬市はスタートラインすら見えていない地域です。この差はどんどん大きくなる一方です。
毎回、誰に聞いても同じ気持ち、同じ意見。
「復興じゃないんだ」と・・・。
政府は本当の事を言っていない。誰を信じたらいいのか、何を信じたらいいのか。
福島と言うだけで特別な目で見られ、嫌な思いをさせられる。
子供たちがいじめられる・・・
自分で自分の生活を家族だけを守れればいい。そう思ってしまっても仕方ない・・・。
でも、いつまでも今のままではいけない。
どうにかしなければ・・・
何かが変わるきっかけが一日も早く見つかって少しでも力になれたらと思います。

埼玉県  市川航太さん

今いろんな人がいろんな場所で戦っています。それを偽善者だとか、いい事やってるとか言う人もいます。せめて自分のまわりだけでも震災に対する想いがあるとか、なにか行動している人を応援できる人がたくさんいてほしいです。

被災地はいま動き出しています。前に前にすこしずつ動いています。かわいそうって思うのではなく、そこに協力できる方が一人でも多くいてほしいです。なかなか現地に行くのは難しいし勇気のいることです。しかし大学の単位が得られるでも、就活の役にたつでもいいので一回行っていただけたらと思います。募金をするでも情報を集めるだけでも被災地のためになります。
今回のような会を設けさせていただいて感謝しています。来ていただいた方や、少しでも興味を持っていただいた方にも。
これを機になにか動くきっかけができたり、その方の考え方が変わっていけばいい役目ができたと思います。なにより忘れないで欲しいです。これからまだまだ勉強して、先頭に立って行動していければと思いました。いろんな方に感謝する一日でした。
ありがとうございました。

静岡県  増田 知佳さん

①実際現地に行ってみて感じたこと
連日ニュースで報じられているので、震災直後に比べると、ニュースが流れていることがどこか当たり前のようになり、いつの間にか他人事のように感じていた部分があった。
東北のことについて考える時間は圧倒的に増えたし、何かしなければと前以上に強く思うようになった。
また、家族や友達、身近な人達に自分達が見たこと、感じたことを伝えて、自分達と出来るだけ同じくらい、身近なこととして感じてもらいたいと強く感じた。

②被災地や地元で今後私たちに出来ること
上でも述べたように、自分達の感じたことを一人でも多くの人に伝える!また、今後活動していくにあたり、個人でできることには限りがあるので、自分の大学や、地元浜松の他大学の人達ともコンタクトをとり、できるだけいろんな人達と力を合わせていきたい。

さらに、地元静岡県ではずっと前から東海大地震の危険があると言われている。地震に対する危機感が少ないように感じる。これでは、東海大地震が起きてもまた甚大な被害を起こしてしまう可能性がかなり高いだろう。
東北の方達が今せっかく上を向いて進んでいっている中、同じような被害を起こしてしまうことだけはしたくない。
そのために、東海大地震に備えていく活動もこれからしていきたい。具体的には、東海大地震が起きた場合の避難経路を考えたりなどをやっていく予定。

鳥取県  小泉 めぐみさん

家族で復興カフェをしました。
父と母、そして1番伝えたい娘。家族で改めて震災の大変さ、被災者へ自分達が何が出来て、震災から何を学んだのかを話しました。
始め黙って聞いていた父が、復興を自分なりに支えたいなら、今後何年もかかる復興に持続して携わる事が大切だと言いました。
あんなに反対していた父が、これからも続ける事が大切だと言ってくれた事が私なりの復興カフェになりました。
今後はもっと沢山の人と語り合える復興カフェにしていきたいです。

広島県  旭 健伸さん

広島では今回の震災の被害はあまりなく、関東地方で暮らしている方以上に広島で暮らしている人達の震災に対する意識が希薄、風化しているのは、個人的な認識としてあると思っています。僕が南三陸町に行く前もそんな気持ちでした、ニュースで流れている被災地は同じ日本でありながら、なにかバーチャルな世界のように思え、ニュースで見る被災地を現実感がなく見て過ごしていました。やはり被災地に行ったことのない他3名の方も、同じような気持ちだという話をされました。阪神大震災はまだ身近で、広島も揺れたため現実感があったが、今回の震災ではあまり現実感がないということでした。被災地の方にはとても心苦しい言い方だと思いますが、それが広島以西の大多数の住民の本音、現状だと思います。

広島では原爆の話をよく見聞きします。その中で原爆の事を後世に伝えないといけないとは思っていたが、思い出したくないという思いで人に話すことができなかった、が被爆から数十年たち、やっと子どもや孫に話ができたという事を聞くことがあります。今、南三陸でも同じように苦しまれている方はいると思います。

鹿児島県  坂元 美風さん

こんにちは、鹿児島県の復興カフェリーダーの坂元です。
今回の復興カフェは、多くの皆様からのご支援を賜り、15名で開催することができました。

1年前のあの日、失われたものはあまりに大きく、遠く離れた地に暮らすものとして、何ができるかという問いと向き合い続けてきたこと。
しかし、その問いに正解はなく、私たちは自分たちにできることをその時々で考え、被災地のニーズにこたえていかなければいけないということ。
それぞれの目線で語りあえたと思います。

また、復興には人や物が動き続けることが大事なのだと。
私たちもボランティアや支援物資等で、これからも長期的支援をしていこうと語りあいました。
自分たちがすべきことを、自分たちにできるかたちで。
鹿児島でできることを地道に続けていきます。

復興にはまだまだ時間はかかると思いますが、被災地の方々の安らぎの時間が増えていくこと、たくさんの笑顔が戻ることを心から願っています。

宮城県 井上 尚人さん
3月11日は学生たちが東北の将来について考え、語り、次のアクションへつなげていくという企画「さくらゼミナール」を開催しました。
「さくらゼミナール」とは「この企画の以後、なんらかの形で若者が復興に携わっていく礎を築く」「学生同士、学生と活動団体のネットワークを構築する」という2つの趣旨を掲げ立ち上げたものです。

私は地元学生だけの話し合いにしたくなかったので、さまざまな方面へ呼びかけを行い、当日は関西から約30名、広島から約20名、宇都宮から2名、仙台から約10名、東京(Skype中継)で16名の総勢80名弱で活動しました。
具体的には午前中にアイスブレイクやワールドカフェ「東北の10年後を考える」を行い、午後に活動団体へのヒアリングを行い、次のアクションをまとめて共有するという形で行いました。

「次へのアクション」を重視して望んだこのイベントですが、参加者の声を聞く限り自分のやりたいこと、またやれることを見つけることができたようでよかったです。
今回のイベントでは関西、広島といったとても遠いところからわざわざ宮城のために駆けつけてくれた同年代の方からとても大きな刺激をもらいました。

本当に感謝感謝です。

それと同時に、「もっと地元にいる学生がんばんなきゃ!」と思わされました。 正直情けなかったです。
みなさんそれぞれの3月11日を過ごされたかと思いますが、この日は「1年目の終わり」「何かの区切り」という捉え方もできると思いますが私は「2年目のキックオフ」だと思います。
仙台の街中は地震があったことが嘘のように復旧しましたが、そこから10数km沿岸に行けばいまだに瓦礫撤去、被災民家の泥だしが行われています。
このブログをご覧になっているみなさま、できる範囲でいいので力を貸していただきたいです。

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長野県 清水 かほりさん

今回の福興カフェはfinalということで、『これからどうするか?』というタイトルで参加者の皆さんと話し合いをしました。
その中で『福興カフェをこれで終わりにするのは勿体ない!!』という意見が出ました。震災から一年が経ち、報道の感心もこれから薄れていく。そうすると、被災地の情報も少なくなり、人々の心も震災についての関心も失われていくのではないか?でも、それでは被災者の方々が恐れている『震災を忘れないで欲しい』という思いも、今まで各都道府県で開催されていた、この福興カフェも何のために続けていたのかわからなくなってしまう。時間や開催日を考えて続けて欲しい。などという意見が出ました。
正直、今そのことでどうするべきか悩んでいます。この件は、これから仲間と相談していこうと思います。

福興カフェ5ヶ月の開催を通して、私は色々な事を学ばせて頂きました。
『自分にできることをする』その漠然とした目標は私の中に最初からあったのですが、『実際、何をすればいいのか?』と考えると答えを見つけることが出来ずにいました。ですが参加者の皆さんの中の意見で、「身一つでも、被災地へ行き、自分の仕事柄出来ることを活かし、何らかの形で被災者の方々の力になりたい。」という意見や「被災者の方々に笑顔になって欲しいのなら、私が笑顔にならなくてはいけない。」という意見に私は強く心を打たれました。
 そして、福興カフェ開催にあたり、仲間には本当に心から感謝しています。私が、悩みを一人で抱え込んでいると、「大丈夫だよ。」と言ってくれたり、何度もくじけそうになる私を支えてくれたのは仲間でした。
一人では限りのある事があるかもしれません。でも、支え合い協力すれば出来る事がたくさんあることを改めて学びました。 
これからも、良く考え行動し、自分に出来ることをしていきたいと思います。
この福興カフェで学んだ事は忘れずに大切にしたいです。

被災地に、一日も早い暖かい春が来る事を願っています。
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愛知県 蛭田 有美さん

3月11日、愛知県民にとっては特別な日ではありません。ただちょっと揺れた日。震災の被害もほとんどなく、関心が向けられることもあまりなかったと思います。そんな地域でリーダーをさせて頂きました。15人も集まってくれました。「愛知=無関心」とひとくくりに考えていたけれど、わたしの周りにも震災を忘れていない人達はちゃんといることに気付けました。
話し合いでは、ボランティアに行った側、行ってない側の意見を聞けました。震災から1年経って感じたことは様々ですが、何かを「感じた」こと自体が震災を忘れていない証です。そんな人たちと真剣に語り合える、とても貴重な時間でした。

ただ、集まってくれたのは「力になりたい!」という思いを抱いている人たちなので、「震災を忘れないため・風化させないため」という復興カフェの目的は物足りなかったのかなという印象も受けました。震災を風化させないために大切なのは、震災に対して無関心な人たちにいかに考える「きっかけ」を与えるかだと考えます。きっとこれから報道も減り、TVを通して情報を得ることが少なくなっていくと思います。わたしは愛知県中の人たちと意見をシェアできる媒体として「復興カフェ」をアピールしていこうと思っていました。1年を区切りに復興カフェが終わってしまうのはとても残念です。今自分の力でできることを精一杯考え、これからは自分から何かアクションを起こしていきたいと思います。

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熊本県 大石紗千さん

復興とはなんだろう
そのために私たちができることはなんだろう
3月の熊本復興カフェでは、このことについて、私達なりの考えを話しました。
今回の大震災に対して、日本は今まで経験したことのない国家運営が求められています。どんな政策や活動も被災された方の思いに寄り添った支援であってほしいと思います。そのために今私たちができることとは、被災地を見て、被災された方のお話を聞き、それを人に伝えて、思いを寄せることから始まり、それを続けていくことだと思います。

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山形県 漆山由美さん

今回は、カフェを借りての開催でした。
人数も、今までで一番多い14人位でのシェアだったのですが、知らない情報を聞けたこと、いろんな目線からの思いを聞けたこと、良かったです。
反面、多すぎて発言力が薄れてしまったような気がするのは残念でしたが…
これから、必要なこと。
阪神大震災の時も、震災後3年くらいに自殺者が増えたという情報があったので、今からも、心のケアが必要
寄り添って、表面では元気そうだからと言って安心せず、いつも寄り添える社会を作らなくてはいけない。
自分たちに出来ることは、出来る人がやればいい。
被災地に行った人が偉くて、いかない人は何も出来てない訳じゃない。
やはり、忘れない。
そして、あの震災はもう起きてしまったことだから、それじたいは受け止めるというか、事実として、この震災があったからこそといえるような、日本にしていかなければ
長かったようで…
あっという間だったようで…

この日本において、震災が無関係だった人など一人もいない。
だから、それぞれの人が、今あるものや出来事に感謝し、それぞれに震災をきっかけに、気付いていければいいですぬ。

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石川県 西澤 彩さん

今回の復興カフェで、皆さんの行動力に私自身学ばされました。現地にまだ行けてなくても、何かしたくてもどかしく思っていたり、やはりみんな何かしらこの1年、震災に対する思いを抱いていたことを知りました。

福興市など現地で観光としてお買い物するのも一つの支援だとお話すると、これなら私にもできるかもしれない!とおっしゃってくださった方がいました。
シェアリングではボランティアについての問題点も挙げられました。サポートををどこまでやればいいのか、いつ収束していくべきなのか、ボランティアの立ち位置を常に考えなければならないのかもしれません。
また、ボランティア団体の連携も問われました。一つの街にいくつものボランティア団体がいる場合、それぞれが活動してしまっていないのか。他の地域ではどうなっているのか、私も知りたいと思いました。

3月をもって金沢を離れるのでここで開催することはできませんが、新天地の京都でまた、開催したいと思っております。
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滋賀県 宮本 由佳さん

テーマ1:震災から1年間を振り返りどのように思ったか
地震のことを考えなかったら1年はあっとゆう間。だけどこの一年は長かった。特集をみてるとまだ一年しかたっていないんや…と感じる。
あまり意識をしていなかったことに気づいた。なんでもっと知ろうとしなかったのかと思う。チャリティー等が生まれては消えていた。
震災を経て覚醒した人が多かった。

テーマ2:被災地や地元で今後私たちに出来ること
ボランティアにいくこと。
忘れないで意識をすること。
お金を使うこと。
放射能の魚を消費すること。
もっとちゃんと知ること。
東北ってきいただけで毛嫌いしてないか?
なにが正しいことなのかもっと知ろうとしなくてはならない。
そしてこれから子供たちに私たちが伝えていくことが必要。

感想
3月11日にこのように考えるきっかけになってよかった。
出来ることはやっぱり忘れないでいることだから震災のことを考える日となってよかった。
改めて一年前のことを思い出せた。
言葉にして自分の一年前に感じてたことを改めてもう一度感じられた。
ちゃんと考えられてよかった。

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富山県 宮舟貴子さん
富山では、立山町の地域おこし協力隊の方の協力を得て、田園コンサート&福興カフェとの共同開催で行い約130名の方が集まりました。

東日本大震災の前にNZ地震があったのを覚えていますでしょうか?
そこで富山県の専門学校の留学していた学生がたくさん亡くなりました。
その一人が従妹だと言う方にお話を頂いたのです。
彼女は勇気をもって涙ながらに「忘れないでほしい」と会場の方々に訴えました。きっと東北の被災地の方々も同じ気持ちなのではないかと思います。悲しみをいっぱい抱え、ようやく前進し始めている。でも、心の内は涙でいっぱい。そのことを私たちは忘れてはならないし、受け継いでいかなければと思いました。

チャリティーコンサートでは、富山のインディーズのアーティストnoricoさんとその子供さんが出演。会場にはたくさんの子どもたちが集まり、応援幕に可愛い絵を描いてくれたり、ステージでは会場が一体となって歌い、踊りました。子どもたちの無邪気な笑顔に光を感じました。そして、その姿に大人たちも笑顔に。辛いことを忘れずにいる。そして受け継ぐ。悲しみを感じることは悪いことではないと思います。
福興カフェはいったん終了しましたが、思い返したり、気に掛ける時間を持ち続ける必要があると思います。毎月とはいきませんが、私たちのペースで形を変えて何か出来たらと今は考えています。

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こんばんは!!

本日は、北海道・埼玉県・大阪府・和歌山県・福岡県をアップいたしました!!

北海道 池村麻美さん

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※写真のみ

埼玉県 鈴木 直子さん

今回は震災後1年という節目の日で、少人数で静かに語り合いました。今日という日は、特別な日なのだと思います。
UEでボランティアを経験した参加者は、そのときの出来事などを思い起こしながら被災地について話し合いました。現地に出向いた以上、自分のまわりに伝えていくべきで、そのことで今必要なものや支援が見えてきて、それが「被災地を忘れない」ことであり、「ずっと応援し続ける、共に歩む」ということなのではないかと考えました。
「もっと東北のことを知りたい。まずは時間を見つけて出向いてみよう」という前向きな意見もあり、とても身近な“今後私たちにできること”だなと感じました。
「活動中にいろんな人と話をして、いろんなアドバイスをもらったので、今こんな風に話し合うことができて、みんなの意見を聞きたいと思うようになった」という意見もありました。これから出向くボランティアさんで、何かを得たと思える人が増えることも、重要な支援の1つではないかと思います。
これからも東北に出向いたり周りに伝えていったりしながら、被災地の“今”を追い続けていこうと思います。

大阪府 坂本 宗八郎さん

Ⅰ.宮城県南三陸町でのボランティア活動を振り返って
Ⅱ.現役消防士が伝える防災対策

-以下、講師の池田さんよりお話いただいた内容です-
「あの日を忘れない」
今も被災者の生活は続いている、ボランティアも必要。
風化させてはいけない。とても大切なこと。

仙台市のホームページには、震災1ヶ月前にも津波が来る地震が
数年以内にあると書いていた事実。
それなのに
「なぜ、津波警報が出ても逃げない人がいたのか?」
「過去に津波被害があるのに逃げないのか?」
みんなで考える時間をつくりました。

関西では同じような震災による津波の被害は想定されないのか。
東海・東南海地震の発生確率を知ってもらい、大阪の津波被害が予想される範囲を知る。

大切な事は、今回の震災の教訓を生かすこと、後世につなげること。
四六時中常に地震を意識して生活することは難しいけれど、何かあった時にスイッチを
入れられるよう知識を蓄えておくこと。
自分の親や子供を守る為にも防災意識を高め、自分の問題であることを認識することが大切。

最後にこの1年を振り返り参加者同士のシェアリングを行いました。
それぞれの立場でできることが必ずあると信じています。
気持ちを共有できる時間をもつことができて良かったです。ありがとうございました。
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和歌山県 鍵本英隆さん

復興カフェIN和歌山県日高町 リーダーのヌッシーです。

参加されたご近所さん達の感想を少しお話します。
まず始めにUEから送って頂いたDVDを見ていただき、「新聞やテレビで見るよりも被災地で頑張られているたくましい元気一杯の子供たちの姿、言葉が凄く身近に感じることが出来ました」と話してくれました。
また、心の底からの「ありがとう!」が強く伝わりましたと話してくれました。
絆レインボーフラッグの映像についても、「最初虹色を見たときは何だろうって思ったけど、これは本当に良いことですね」と言う言葉も頂き、僕も本当に嬉しかったです。
僕は復興カフェを進めて行く中で現地で感じた色んなことが思いかえってきて、また参加して下さった方が真剣に僕の下手な言葉を聞いて下さってる姿をみて涙が止まらなくなってしまいました。UEメンバーの仲間にその場を助けていただきました。本当にありがとうございました。

僕の住む町は田舎で、近所付き合いなど地域の交流が強く、これからも僕が南三陸町で見たこと、感じたこと、起こっていること、復興が進んでいること、南三陸町が元気で力強く動き始めていること、みんな温かいことなどを伝えていきたいと思いました!

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福岡県 齋藤 宏章さん

 自分のボランティア体験を語り学生に意見を聞く簡素なものであったが、それぞれの思いを少し分かった気がする。
取り分け福岡、九州の学生には今回の震災は東日本に住んでいる学生よりも身近なものとして感じにくいというのは実感としてあるような気がする。
3.11を忘れることなく、自分に出来ることを実践するという決意を新たにした。

秋田県 佐藤 昌子さん

東日本大震災から1年目を迎えた3月11日(日)に遊学舎で復興カフェを行いました。
参加してくださったのは、岩手県大槌町で支援をしているボランティア団体や秋田うつくしま県人会、
遊学舎を利用してくださっている方々など15名です。
ボランティア活動の体験談や「災害を風化させないためには人間関係がつながっていることが必要」
「風評被害が起こるのは自分の目で確認しないからであって、正しい情報を正しく知る必要がある」
などそれぞれの思いを語り合いました。地震発生時の午後2時46分には全員で黙とうを捧げました。

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東京都 秋本 雅衣子さん

震災から一年が経った3月11日。高校生を中心とした復興カフェを開きました。
同級生4人と社会人の方2人に参加していただき、震災から一年経って思ったこと、今の私たちにできること、の2つのテーマについてシェアリングしました。
あらためて復興カフェという場で震災について意見を言い合い、相手の意見を聞く中で、正直自分たちの中で震災というできごとが薄れていってしまっていたことに気付き涙する同級生がいました。
震災のことをずっと忘れてはいけない。ということを、再確認した上で、では私たちに今できることってなんだろうと話し合ってみました。
その結果、これから大学へと進み関わる人も増える私たちは、まわりの人たちに「3.11を忘れないでください」と伝える。一緒に震災について考える。そして、毎日の1つ1つの幸せに感謝しながら生きる。という意見にまとまりました。
今回の復興カフェで、今まで震災について語り合うことがあまりなかった私たちが、真剣に自分たちの意見を共有し合い、考えることができました。
学生というパワーと時間を使って、これからも自分にできることを考え、行動していこう。と思えたきっかけとなる復興カフェでした。

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神奈川県 持田 綾美さん

通っているヨガスタジオで、6名(+お子さん2名)にてクラスの後に復興カフェを行い、現地や被災地で私たちが出来ることについてメインでお話をしました。

こちら神奈川県では、余震も減り、今は普段の生活に戻っていますが、こうやってカフェを開催してお話を聞いてみると、皆さん個々に活動をしていたり、これから何ができるのか真剣に考えている人が多いことを知りました。

既に、チャリティヨガクラスを開催して50人集めて募金を募ったり、フリーマーケットをして得たお金を募金したり、活動をされている方たちもいました。
地元では、チャリティなどで募金を集めることができます。
現地については、東北に訪れようとちょうど考えている方がいらっしゃいました。介護など必要とされていて自分にできるボランティアをしようかと考えているようでした。今回の会を機に、実際に東北へ訪れてみようと思ってくれた方もいました。

一点、課題として、何かしたい!という気持ちを皆、強く持っているのですが、例えば、集めた基金をどこに送ると、ちゃんと被災者のために使ってもらえるのかがわからない・・・などの情報が曖昧な部分があるという話があがりました。

写真のメッセージ、「できることから始めよう from 神奈川 秋谷ヨガハウス」は、今日、私たちが話し合った内容のまとめです。

私自身は、こういう機会をもったりして、現地の様子をまずは、伝えることから始めてみようと思いました。何かしたいという気持ちを持っている人は、たくさんいるようです。まずは、できることから、始めていきたいと思います。
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京都府 藤田実可子さん

 今回集まった中にはボランティアに行った人・毎月支援金を送っている人・何も行動できなかった人がいました。何かしたい、そう思っててもなかなか行動に移すことができない人は多いと思います。もし、そんな人がみんな動いたらもっとできることがあるんじゃないか?そんな話になりました。そして、京都ではガレキの受け入れについてを皆で話し合いました。考え方はみんな違いますし、ネット上でもいろんな意見があります。実際これからどうなるのか、とても難しい問題だと思いました。
今回集まった中の7人が学生であり、今私たちができることを考えたとき、やはり学生だからできることがあるのではないかとなりました。これからしっかり考え、実践できればと思っています!私たち京都の学生から何かアクションを起こしたいと思いました。
このような福興カフェに参加できたからにはこの震災を忘れず、多くの人に伝えていきたいと思います。

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福岡県 大庭 典子さん

 復興カフェのリーダーをさせていただいたのですが,私の力不足により人を集められなかったので,家族3人と友人1人と復興カフェを行いました。復興カフェで東日本大震災について改めて真剣に考えるいい機会になったと思います。高校1年の弟は,今回の復興カフェまではあまり震災について深く考えたことはなかったようでしたが,復興カフェを機に,いままで東日本大震災を人ごとのようにしか考えていなかったことの反省と被災地のために自分に何ができるのか一生懸命考えている姿が印象的でした。
九州という遠い土地ではありますが,復興カフェの参加を募った際には,遠いから意識しないと震災のことをわすれがちだけどもっと考えて被災地のため何かにしたい,という人が何人もいました。同じ日本人として,距離など関係なく,大震災のこと,復興はまだ途中なのだということを覚えていなくてはいけないなと思いました。

宮城県(南三陸町) 森田 明大さん

3月11日の震災から1年が経ちその日を被災地である南三陸町で迎えました。

自分は関西にいてあの震災についてはテレビでしか見ておらず、被災地の「今」を昔の自分は知りませんでした。
「今、東北はどうなっているんだろう。あそこにいる人たちはどうしているんだろう。」と思う日々が続き、そこで自分は被災地の現状が知りたくてこの南三陸町に来ました。
南三陸町のボランティアでは保育所に行ったり仮設所のイベントに参加したりと様々な活動に参加させていただきました。
どこに行っても子供たちは笑い、大人の方達も笑っていました。
活動をしている時には多くの人たちから「ありがとう」を言っていただきました。
自分たちボランティアは、住む所を住民の方のご厚意でお貸しいただいたり、住民の方のご協力があるからこそ毎日の活動に励むことができます。

今回の復興カフェで様々な考えを持っている人と話すうちに、南三陸町に来る前よりも自分の考えをしっかり持つことができているのに気づくことができました。
それはここで得た経験であったりたくさんの人たちの出逢いがあったからだと感じています。
自分は被災地での経験を多くの人に伝えていこうと思っています。

復興カフェは別に11日にやるものだけではないと思います。
友達と喋っているときに被災地での出来事をその友達に話し、真剣に東北のことについて思いを伝え合えばそれはある意味、復興カフェなのかもしれません。」

自分はこの南三陸町のことを多の人に伝えようと思います。
子供たちの笑顔、保育所の先生たちの優しさ、共にボランティア団体として活動している地元の人達、ワカメについて多くのことを教えてくれる漁師さん、毎日一緒に活動しているボランティア仲間。
そして自分たちを暖かく迎えてくれている南三陸町の人達。

その全ての人たちの笑顔と優しさを自分は絶対に忘れません。

復興カフェの後に書いたメッセージはこう書きました
「たくさんの笑顔とありがとう」
これは自分を支えてくれている全ての人に対して感謝の意を込めて書きました。

これからも今の気持ちを忘れず、東北に関わりながら頑張っていこうと思います。

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宮城県(南三陸町) 小澤 あい子さん

こんにちは。レインボーフラッグに携わっていた小澤(あいちー)です。
2月の復興カフェに一度参加しているので、今回で2回目の参加になります。
ここ宮城県南三陸町で開催された日は3月11日。
今まで通りの日常を過ごした方や現地で活動している私達ボランティア、
そして地元の方にとっては特に、震災について様々な思いで迎える日だと思います。

この日はNHKの震災追悼式典に合わせて行い、
震災発生時刻の15時46分、私達も1分間の黙祷を捧げました。

その後のシェアリングで私の班は人数が少なく、
一人当たりの時間に余裕があると思っていましたが、
一人一人の想いを順番に聞いていくと、あっという間に感じます。

南三陸町で生活し、町の人との信頼関係が出来ているからこそ気付いた事、
UEメンバーとの共同生活や普段の活動を通して考えた事
また、これまでに関わった町の人や子ども達が、
この日を迎えた時の気持ちを考えると、言葉に出来ない部分もありましたが、
それぞれ個人で持っていた今後の復興へ向けての思いも共有出来ました。

私が現地で過ごしていた期間は数週間で、見たものや感じた気持ちはほんの一部かもしれません。
それでも、南三陸町に住む人達の前へ進もうとしているたくましさを感じました。
町に信号は最近出来たばかりです。まだ瓦礫も残っています。
復興まで長い時間はかかりますが、現地の状況を見てこの町の人達と関わったことで
震災のことを忘れない、忘れてはいけないと再確認しています。

そして最後に全員で被災地に対する応援メッセージを書きました。
みんなの書いたメッセージを見てみると、
「ありがとう」「笑顔」「忘れない」という言葉がたくさんありました。
それは、南三陸町の人達の温かさ、壊滅的と言われている状態から、
もう一度立ち上がろうとする強さに触れたからこそ出た言葉だと思うのです。
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私たちは“絆”を大切にし、全国から応援しています!!

群馬県 羽田野裕梨さん

この一年間を通して、
東北の方々の温かさ、強さ、優しさに、たくさん触れさせて頂きました。
悲しみに近づき理解することには到底及ばないけれど、
出来ることを探し続けること、行動し続けることを改めて皆で話し合いました。
雪がとけ、東北を、全国を、春が駆け上がって行くことを心から祈っております。

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東京都 飯田 麻子さん

東京の青山某所で、「311、ホタテキャンドルを灯そう」というイベントをひらきました。
ホタテキャンドルは、南三陸町・歌津の漁協女性部の方々が
復興の祈りを込めて手作りしているものです。
以前、支援のために共同購入したものを点灯しました。
http://www.seepa.jp/u/hotatecandle/

2011.3.11、東京では帰宅難民になった人が多かったけれど、
その経験によって、
「痛みをわかちあおう、何か力になろう」という気持ちを強く持つきっかけにはなっていると思います。
1年経って、親しい人たちと会って話をする、つつがない日常がいちばん幸せだと
心新たに感じました。
そのための応援を微力でも続けていこうという誓いの会でもありました。

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愛知県 山内 勇人さん

3月12日(月)、勤務する学校内で復興カフェを行ないました。
生徒の各種イベントが重なり、参加人数が少なかったのは残念ですが、
実際に被災した生徒、東北ボランティア経験のある生徒、関心はあるものの未だ行動はできていない生徒が集まってくれました。
これからの日本を創り上げていくのは彼ら若い世代。
一人でも多くの生徒が、東日本大震災に対して関心を深めることを願ってやみません。
生徒の感想を紹介します。

テレビを見て、東北は全く復興していないと感じたので、
やはり、本日の話でも出たとおり、ボランティアの人手が足りないと思いました。
被災地からのメッセージDVDを見て、被災地の方々が感謝の気持ちを言葉に表せないほどあったので、
何もしていない自分が悔しいです。

去年の3月11日の出来事を忘れないようにしようと思っています。
あの時、テレビで放送されていた光景は生まれてはじめてみる物で、
記憶に残っていたのが、今回ボランティアに行こうと思ったキッカケです。
今後僕らができることは、この寒い冬に暖かい毛布、マフラーを一つでも多く
送ることではないかと思っています。
そして何より、はげましの言葉、自分たちは東北を忘れていないよ、
という意思表示が大事なのではと思いました。
(この生徒は春休みにボランティアに行くそうです)
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宮崎県 梶原 武史さん

・あの日から1年。ほとんどの人に影響を与えた東日本大震災。当時東北在住ではなかった自分も、東北に家族を持つ者がおかれた立場、そして大津波が街・人を飲み込んでいく様子を見て衝撃を受けた。いつまでも、忘れてはならないと思います。 (宮崎在住21才)

・3.11
テレビを見て衝撃を受けた。本当に日本なのか!?
自分は何かできないのか、福祉を学んでることもあり考えた。しかし、福祉は何もできない!先に現場に送られるのは医療関係者ばかり。
こんな福祉を学んで少ししか経ってない僕ですら分かる、福祉の弱さ!!改めて実感した!
だから渋々できることをした。本当に気持ちだけど募金箱を見たら募金するように心掛けた!!
自分一人じゃ何もできないかもだけど皆の力を合わせればきっと何か変わる!!
まだ何も解決なんかしてない!これから皆で力を合わせて復興していきたい。
自分もその一人になりたい!
日本人、いや、人類は3月11日を忘れてはいけない!
九州に住んでいて何不自由していない僕が言うのも説得力がないですが、被災地の皆さん一緒に頑張りましょう!!
最後になりましたが被災されて亡くなられました方々のご冥福をお祈りいたします。(宮崎在住21才)

北海道 池田雪花さん

3月11日に復興カフェを行うことができたのですが、ちょうど1年が経つ日ということで、ニュースなどでたくさん東北が取り上げられていました。南三陸町の防災庁舎などを見に行く人々もたくさん映っていました。被災者の皆さんの気持ちを考えると、観光のようになってしまっては嫌だと感じましたが、被災地を実際に見ることはすごく大事なことだとも思います。その辺りは、何が良くて何が悪いのか、線引きが難しいと思いました。

また被災地の皆さんは、震災のことを忘れないでほしい、という気持ちも、そっとしておいてほしい、という気持ちも両方持っているんじゃないかと思います。
だからこそ支援する側としては、自分には何ができるのか、何をしたら被災者の皆さんに元気を届けることができるのか、悩むところであり、正解のない難しさに改めて気付かされました。

今回参加した3人は2月にボランティアに参加しましたが、参加したことで震災を現実のものとして受けとめることができたので、真剣に震災について考え、話し合うことができたのだと思います。

北海道という地からできることは多くないですが、これからもずっと被災地の努力を忘れず、応援を続けていきたいと思いました。

また、こういった思いを持つ人が、もっともっと増えますように。

一歩ずつでも、東北が復興に近づきますように。
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茨城県 平野さん

飯能市震災追悼復興市に、ボランティア団体「飯能VSC」として出店し、①南三陸町の仮設住宅の主婦たちが手作りした商品の販売の被災地支援チャリティショップ、②南三陸町の仮設住宅にメッセージをいれたベンチを贈るコーナー、③佐藤信一さんの写真展、④支援物資受け付けコナー、⑤被災地のこと、被災者のことを語り合う復興カフェの5つのテーマで展開し、無事終了しました。カフェに来られた方には「一言ノート」をおいて、震災1年を迎えての感想を頂きました。この復興カフェの「一言ノート」に書かれた文章をお伝えして、感想としたいと思います。
≪復興カフェ一言ノートより≫
震災1年にあたり、この様なイベントを開催して頂き有難うございました。普段から、被  災された方の事をTV等メディアで目にしては心を痛めていました。このイベントで、飯能のここんなにもたくさん方々が、応援している姿を見て心が温まりました。今後も、私自身心から、応援を続けたいと思っています。有難うございました。

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静岡県 石川美里さん

 東日本大震災からちょうど一年が経ち、この一年をどう過ごしたか、これからどう過ごすか、改めて考えてみました。

静岡県は東部が東京電力区域で、計画停電で苦労したことや、津波の恐ろしさ、東海地震がきたら、自分たちの住む町はどうなってしまうのだろうという話が出ましたが、参加者全員、家族や今あるものを大切にしたい、という思いがいちばん強かったように思います。
大学生で、一人暮らしをしている人は特に、家族がいるありがたみと、家族がそばにいない不安を経験しました。
私たちは被災していないので、いつも通りの生活をして、当たり前に家族や友達と過ごしてきました。それでも、改めて震災のことや被災地で前に進もうとしている方々のことを考えると、私たちはもっと、一日一日を大切にしなければならないのではと思えてきました。

被災地まで足を運んでボランティアすることができなくても、静岡からできることもたくさんあると思います。
募金や物資支援、なにより東北のことを忘れずに過ごすこと。

今回の参加者は、教師になりたいという夢があります。
今は自分たちの夢に向かって、一生懸命勉強して、今の生活を大切にしていきたいと思います。

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兵庫県 加藤 耕平さん

 兵庫県は9人が有志で集まり、震災直後の意識や阪神大震災と比較しての現在の復興状況、今後必要となること、自分たちに今できることなどを話し合いました。多くの方が何かしたいが何をしていいかわからないという印象でしたが、現地にいった方が友人や仲間に話をし、悲惨さだけでなく現地の名産や伝統などいいところを伝えていくことが大切だと共感しました。また、このような話し合いを継続し、日本全体の意識を今一度高めていければと次回への発展も含め気持ちを高めました。

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徳島県 佐々木 勝喜さん

このたびはいまだそのままのガレキ等について、何故受け入れしないのだろう、とか未だ住まいのないかたへの地方への移住とかについて話し合いができました。
少しでもお役にたてたらとのみんなの思いでした。

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東京都 則武 透子さん

今回カフェを通して、この一年で自分たちができたことは本当に小さなことだったと改めて思いました。
ただ、今回はボランティアに参加経験の有る方と無い方の両方が参加して下さり、ボランティア経験の無い方にも現地の状況をシェアすることができたので、周りの人に現地の状態や活動を伝えるなど、小さなことでも出来る限り動くことが大切だなと思いました。
また、震災から一年を振り返り、一年間で瓦礫処理、放射能への対策など新たな問題が多くうまれていることを実感しました。
今までよりも、これからできることのほうがきっともっと多いはず。
一年という節目の今日、日本や世界の各所に復興カフェなどを通して3月11日を振り返っている人がいるという事実に、今後も東北を思って力を注げる人がたくさんいるのだという自信をもらうことができました。
今までできなかったことを悔やむのではなく、これからできることを探して、少しずつでも実行できていきたいと思いました。

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神奈川県 木戸 冬彦さん

 ・今回の震災を受けて、世界が変わった。自分がどのように生きるべきか、生きたいか、そういったことがよくわかった。
・震災のおかげで政府・メディア・学者などの裏の部分がよくわかった。自分自身がしっかりしないといけない。
・もう県境なんてものはない。
・被災地への直接的な支援でなくとも、自己満足と言われてもとにかく何かしら行動をする。
・これからの理想とする日本社会を胸に描き、それに向けて一歩づつ行動する。それがゆくゆくは東北の復興にもつながる。もちろん日本再生になる。
・福島への支援は本当に複雑で難しい問題。現地に残る人を支援することがいいのか、避難してもらうべきなのか。
・原発に代替する電力を選択していくこと、原発に頼らない生活を心がけること。

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山梨県 織田 美恵子さん

参加者は、気仙沼から転居されて来た方、車いす生活をされている方、介護職の方、教員、学生の10名でした。

震災から1年を振り返り、どのように思っているかというテーマでは、避難場所や家族(仲間)との安否確認の仕方を再チェックしたり、地域とのつながりを作ったりなど、防災意識が高まったという話がでました。
そして、被災地や地元で今後私たちができることというテーマでは、被災地での心のケア、地元では昔から根付いている地域意識を大切にした安否確認方法や助け合い方法の構築などの話がでました。
その中で、被災地から転居して来た方をサポートしたいが、市に問い合わせても「個人情報の保護」という理由で、情報をもらえない。また、被災して転居されてきた方同士でも、同じような理由で教えてもらえず、同じ境遇同士でのつながりも持てない、という話がでました。
個人情報の保護という壁により、サポートしたくてもできない、サポートを受けられるはずなのにサポートを受けられない人が多いというもどかしい現実。何とかできないものか。

さらに、この地域(山梨)では、昔からの地域の仲間を大切にする文化があり、それはいいことなのだけれども、一方で「よそ者を受け入れない」という面もあり、県外から避難してきた方、学生、転勤など「よそ者」扱いで、コミュニティに入れていない現状。今こそ地域力!と思っていたのに(T_T)
自分から一歩前へ出て、この地域の人とつながる努力が必要だと感じました。

被災地から転居されて来た方は、生き残った人たちの苦悩を話してくださいました。
目の前で津波にのみこまれていく人たちを見て何もできなかった、「助けてくれ」と言われたのに助けられなかった、なぜ自分だけ生き残った?一緒に津波にのみこまれれば良かったのか、思い詰めて苦しんでいる人がたくさんいるという話。自分だったらどうしただろうか?悩みます。
まずは自分が助かる、そして余裕があれば助けに行く、自分ができる範囲で無理をしないで、自分を大切にする、していいんだ伝えていきたいと話していました。

今回も、すごく考えさせられる話し合いになりました。

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福岡県 寺崎 三希子さん

テーマ①震災から1年間を振り返り、どのように思ったか。

 これか時間がたつにつれ、震災について考える機会が減ってしまわないように、復興カフェやその他のイベントなどにも積極的に参加し、震災について忘れない努力を少しずつでもしていきたいと思った。
 また、復興にはまだまだ時間も人でもお金もかかるけど、一人ひとりが一歩ずつ復興に向かって頑張っているということを伝えていくことで被災地に行ったことがない人も復興への意識を高めてもっとみんなで頑張っていこうっていう気持ちにしていけたらいいと思います。

テーマ②被災地や現地で今後私たちに出来ること。

 現地に行けても行けなくても、被災した人たちの気持ちに寄り添えるような活動を続けていきたいです。
津波で流されてゼロからのスタートにはなるけど、前よりもいい街づくり(見た目だけじゃなく、内面的にも)ができるような支援をしたいです。
    ⇒人とのつながりや、地域性、安心かんやぬくもりが感じられる街

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カナダ(オタワ)

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カナダ(バンクーバー)

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