福興カフェin宮城県南三陸町

こんにちはレインボーフラッグのカロチンです。昨日はついに全国的に復興カフェが開催されました。そして、ここ南三陸町でも復興カフェを開催しました。

今回、地元の方を招き震災時の自分の状況や思いを語られました。語る時の言葉は一つ一つにその時の感情が伝わり、わかりやすく語って下さいました。

被災者の体験談を聞いたのは、初めてだったのですが、話を聞いていくうちに想像も出来ないような恐怖や悲しみが伝わってきました。

しかし、住民の方の話を聞いていくうちに、住民の絆や家族愛、何よりも人間の強さを感じられました。そして、このような話を聞いて被災者の体験談を地元に帰って伝えていくことがボランティアに来た人たちの使命だと僕は思います。

皆さん是非、実際にボランティアに来て地元の方と話してください。実際に触れ合い話を聞くことによってしか、わからない苦しみが伝わります。そして、人間の強さを知ることが出来ると思います。

今回は福島第一原発の事についても語り合いました。短い時間ながら、それぞれ多くの意見があって語り合いをしていく行くうちに海外での見方や放射能の知識、危険性を知ることができました。

また、日本の地域によっては、やはり海外の出来事ように感じられたりしてしまうことがあるようです。

しかし、この話し合いを通して原発の意識・知識が向上したのは間違いがなく、語り合いによりこの機会を得る事ができるのは、すばらしい事だと思います。

そして、原発の必要性を今一度考え、福島規模ではなく、全国規模でもなく、世界規模や未来への意識で考える必要がある思います。

今回の復興カフェで一番感じたことは、人の意見を聞き、原発や震災について、もう一度広い視野で見つめる事出来ることです。

その話し合いの場を作るだけで世界中に人のつながりが生まれ、それが被災地の復興につながるんじゃないかなって思います。

甘い考えですけど、僕はそう考えました。だから、自分の中で今日の出来事を終わらせず、共有・共感したことをいろんな人に共有して欲しいなって思います。

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